長野県安曇野市の県立こども病院で、昨年10月に258グラムで生まれた軽井沢町の関野竜佑(りゅうすけ)ちゃんが20日、退院した。通常より4カ月ほども早いという、超早産から約半年。病院や両親の様々なケアや工夫が実って、この日を迎えた。

 20日午後、竜佑ちゃんは母俊子さんと父康平さん、3人のきょうだいとともに病院を出た。満開の桜の下を6人で初めて散歩。康平さんは「桜の時期に退院できてよかった」、俊子さんは「人の役に立てる子になってほしい」と笑顔で話した。弟が増えた長男の中学1年生佑平くん(12)は「大きくなったら一緒にウィンタースポーツがしたいな」。同病院新生児科の広間武彦部長は「これは終わりじゃなくて始まりです。おめでとうございます」と述べ、一家を送り出した。